じゃこネットとは?
じゃこネットとは、特定非営利活動法人消費者ネットジャパンの略名です。
私たちは、標準化政策に消費者の意見がより一層取り入れられるための環境作りを目的に2003年にNPO法人NCOSを設立し、それ以来、
標準化に関連するセミナーや勉強会、調査などを中心とした活動を行ってまいりました。
また、近年では多方面から海外の消費者の安心・安全に関する情報を把握するニーズが増大したことから、国際消費者機構(Consumers International = CI)に加盟し、国際消費者情報を日本の消費者団体などに提供するとともに、日本の状況を海外に紹介するなど日本と海外の架け橋としての役割も果たしていると自負しております。
今後さらに国際消費者情報の重要性は高まると認識し、理事会において1年半の議論を経て名称変更を含む定款変更を総会承認し、2014年11月4日所轄官庁に申請、2015年3月13日付で認証されました。
新名称の特定非営利活動法人消費者ネットジャパン(略称「じゃこネット」)には、日本国内の消費者・消費者団体間だけでなく、国内外の消費者を結びつけるような、ネットワーキング活動をしたいという私たちの思いが込められております。
また、英文名の頭文字(JApan COnsumer NETwork )を組み合わせて、略称は「じゃこネット」といたしました(英語略称はJACONET)。「じゃこ」は小魚を意味しますが、人間に元気を与えるカルシウム豊富な食べ物です。私たちは、この略称に、大きいことにはこだわらず、小さいながらも、少しずつ、しかし確実に歩みながら、活動をしっかりと根付かせていきたいという願いも込めました。
今後、従来の標準化関連の活動とともに、消費者に取引や製品安全をはじめ、海外の様々な消費者情報を提供し、日本の情報を発信してまいります。
**各種のお問い合わせは、NPO法人消費者ネットジャパン(じゃこネット)事務局へご連絡ください。[email protected]
***消費者の苦情対応をしておりません。各種の消費者行政機関にご連絡ください。
私たちは、標準化政策に消費者の意見がより一層取り入れられるための環境作りを目的に2003年にNPO法人NCOSを設立し、それ以来、
標準化に関連するセミナーや勉強会、調査などを中心とした活動を行ってまいりました。
また、近年では多方面から海外の消費者の安心・安全に関する情報を把握するニーズが増大したことから、国際消費者機構(Consumers International = CI)に加盟し、国際消費者情報を日本の消費者団体などに提供するとともに、日本の状況を海外に紹介するなど日本と海外の架け橋としての役割も果たしていると自負しております。
今後さらに国際消費者情報の重要性は高まると認識し、理事会において1年半の議論を経て名称変更を含む定款変更を総会承認し、2014年11月4日所轄官庁に申請、2015年3月13日付で認証されました。
新名称の特定非営利活動法人消費者ネットジャパン(略称「じゃこネット」)には、日本国内の消費者・消費者団体間だけでなく、国内外の消費者を結びつけるような、ネットワーキング活動をしたいという私たちの思いが込められております。
また、英文名の頭文字(JApan COnsumer NETwork )を組み合わせて、略称は「じゃこネット」といたしました(英語略称はJACONET)。「じゃこ」は小魚を意味しますが、人間に元気を与えるカルシウム豊富な食べ物です。私たちは、この略称に、大きいことにはこだわらず、小さいながらも、少しずつ、しかし確実に歩みながら、活動をしっかりと根付かせていきたいという願いも込めました。
今後、従来の標準化関連の活動とともに、消費者に取引や製品安全をはじめ、海外の様々な消費者情報を提供し、日本の情報を発信してまいります。
**各種のお問い合わせは、NPO法人消費者ネットジャパン(じゃこネット)事務局へご連絡ください。[email protected]
***消費者の苦情対応をしておりません。各種の消費者行政機関にご連絡ください。
じゃこネット理事長のご挨拶 |
Gidday!(オーストラリアの英語で「こんにちは」)。私は、1985年にオーストラリアから来日し、30年も経ちました。来日直後、いわゆる「バブル時代」が始まりました。今でもよく覚えているのは、オーストラリアでは数ドルで買えるメロンが、日本のスーパーでは1万円の値段がついていたことです。それを見た時には非常に驚きました。と同時に、オーストラリアなら数ドルで買えるようなメロンは、なぜ日本では1万円で売れるのか、不思議に思いました。バブル経済は、消費者の金銭感覚を麻痺させたようにみえました。
もちろん、消費者は、高いメロンを買うかどうか、消費者の「選ぶ権利」として、決めればよいでしょうが、適切な海外情報がもっと普及していたならば、消費者の金銭感覚がいかにおかしくなっていたことに、せめて気づかされたでしょう。脱線していた消費者行動を是正するための海外情報が十分に行き渡っていなかったのではないかと思う。
バブル時代から早送りして今のグローバル時代に到達します。昔のように余裕のある消費者は、劇的に少なくなっています。今の時代や、「消費者福祉」は、重要なテーマとなっています。海外においても、消費者福祉や消費者利益が普遍的なテーマとなっています。このような世の中になったから、海外情報は、バブル時代とはまた違う意味で、日本の消費者にとって、とても重要になります。
ところが、残念ながら、海外の消費者情報は昔と比べて非常に多くなったと思いません。さらにいえば、日本語の情報があったとしても、国や企業が提供する情報や、大学の先生が書く学術的な論文のような情報はそのほとんどです。消費者が消費者のために提要する海外消費者情報が少ないのが、現状です。
そこで、じゃこネットは、消費者団体として、海外の消費者情報を提供することに力を入れることになりました。具体的にいえば、「海外」と「比較」をキーワードとして、海外では、消費者がどのようなテーマに関心を示しているのか、海外の消費者団体はどのような活動で消費者の利益を守ろうとしているのか、海外の消費者政策がどのように推進されているのか、について、日本の消費者に情報を提供する。
私は、このような海外情報提供の活動を通じて、日本の消費者が、海外の事情と「比較」しながら、日本の消費者利益をどのように増進できるか、さらに、グローバル社会において、消費者利益がどのように守られるべきかの難題にとって、一定の材料になれば、と思っております。
貿易を通じて、世界の国々が密接につながっている現在、世界貿易・取引を促進するための国際的な組織はたくさん存在している。他方、貿易・取引の主人公である消費者の利益を促進するための、国際的な組織は一つしかありません。CI(Consumers International=国際消費者機構)は、世界の消費者団体連盟として、世界の消費者を代弁する国際的組織として、重要な役割を果たしています。ところが、日本では、CIの活動に対する知識は、まだ普及していません。
じゃこネット(旧NCOS)は2006年にCIに加盟してから、CIやCIの加盟団体から海外情報を入手してきた。今後、消費者ネットジャパン
(じゃこネット=JApan COnsumer NETwork=JACONET)として、普段入手しにくいCIやCIの加盟団体の情報を提供します。
二つ目の活動分野は、研究・調査です。これは、収集した情報を分析した上、もうちょっとゆっくり時間をかけて、「研究」をしたいテーマがあれば、「研究会」や「ワーキング・グループ(WG)」を作り、情報発信のみならず、消費者利益増進をめざして提案をする活動です。正会員であれば、自由に参加できます。
三つ目の活動分野は、海外の消費者団体と交流し、日本も参加する世界的なネットワークつくりです。グローバル的解決が求めらている多くの消費者問題に対応するために、多くの国の現状を世界の消費者団体が共有し、連携し解決を探る時代です。しかし、日本にとって、世界的な消費者団体ネットワークに参加するため、言語などのハードルは存在しています。私たちは、CIの加盟団体として、世界の消費者団体と交流し、世界のネットワーク作りに貢献したいです。さらに、日本の消費者団体が海外の消費者団体と交流・意見交換ができるように、手助けをしたいです。
四つ目の活動分野は、国際規格であるISOや国内規格であるJIS規格の策定への参加です。内外の規格の作成をするプロセスにおいて、消費者の声が反映されるように、関連委員会への参加をしたり、国内の消費者団体と連携しながら規格の提案をします。
上記の活動にご関心のある方は、ぜひ、じゃこネットへの入会を検討してください。英語ができることは、まったく要求されません。資格は、一つだけです。それは、消費者であることです。そういう意味で、だれでも消費者ですから、どなたも入会できます。じゃこネットのロゴに書いてあるように、みなさんが“Welcome”です!
ご連絡をお待ちしております。
タン ミッシェル
もちろん、消費者は、高いメロンを買うかどうか、消費者の「選ぶ権利」として、決めればよいでしょうが、適切な海外情報がもっと普及していたならば、消費者の金銭感覚がいかにおかしくなっていたことに、せめて気づかされたでしょう。脱線していた消費者行動を是正するための海外情報が十分に行き渡っていなかったのではないかと思う。
バブル時代から早送りして今のグローバル時代に到達します。昔のように余裕のある消費者は、劇的に少なくなっています。今の時代や、「消費者福祉」は、重要なテーマとなっています。海外においても、消費者福祉や消費者利益が普遍的なテーマとなっています。このような世の中になったから、海外情報は、バブル時代とはまた違う意味で、日本の消費者にとって、とても重要になります。
ところが、残念ながら、海外の消費者情報は昔と比べて非常に多くなったと思いません。さらにいえば、日本語の情報があったとしても、国や企業が提供する情報や、大学の先生が書く学術的な論文のような情報はそのほとんどです。消費者が消費者のために提要する海外消費者情報が少ないのが、現状です。
そこで、じゃこネットは、消費者団体として、海外の消費者情報を提供することに力を入れることになりました。具体的にいえば、「海外」と「比較」をキーワードとして、海外では、消費者がどのようなテーマに関心を示しているのか、海外の消費者団体はどのような活動で消費者の利益を守ろうとしているのか、海外の消費者政策がどのように推進されているのか、について、日本の消費者に情報を提供する。
私は、このような海外情報提供の活動を通じて、日本の消費者が、海外の事情と「比較」しながら、日本の消費者利益をどのように増進できるか、さらに、グローバル社会において、消費者利益がどのように守られるべきかの難題にとって、一定の材料になれば、と思っております。
貿易を通じて、世界の国々が密接につながっている現在、世界貿易・取引を促進するための国際的な組織はたくさん存在している。他方、貿易・取引の主人公である消費者の利益を促進するための、国際的な組織は一つしかありません。CI(Consumers International=国際消費者機構)は、世界の消費者団体連盟として、世界の消費者を代弁する国際的組織として、重要な役割を果たしています。ところが、日本では、CIの活動に対する知識は、まだ普及していません。
じゃこネット(旧NCOS)は2006年にCIに加盟してから、CIやCIの加盟団体から海外情報を入手してきた。今後、消費者ネットジャパン
(じゃこネット=JApan COnsumer NETwork=JACONET)として、普段入手しにくいCIやCIの加盟団体の情報を提供します。
二つ目の活動分野は、研究・調査です。これは、収集した情報を分析した上、もうちょっとゆっくり時間をかけて、「研究」をしたいテーマがあれば、「研究会」や「ワーキング・グループ(WG)」を作り、情報発信のみならず、消費者利益増進をめざして提案をする活動です。正会員であれば、自由に参加できます。
三つ目の活動分野は、海外の消費者団体と交流し、日本も参加する世界的なネットワークつくりです。グローバル的解決が求めらている多くの消費者問題に対応するために、多くの国の現状を世界の消費者団体が共有し、連携し解決を探る時代です。しかし、日本にとって、世界的な消費者団体ネットワークに参加するため、言語などのハードルは存在しています。私たちは、CIの加盟団体として、世界の消費者団体と交流し、世界のネットワーク作りに貢献したいです。さらに、日本の消費者団体が海外の消費者団体と交流・意見交換ができるように、手助けをしたいです。
四つ目の活動分野は、国際規格であるISOや国内規格であるJIS規格の策定への参加です。内外の規格の作成をするプロセスにおいて、消費者の声が反映されるように、関連委員会への参加をしたり、国内の消費者団体と連携しながら規格の提案をします。
上記の活動にご関心のある方は、ぜひ、じゃこネットへの入会を検討してください。英語ができることは、まったく要求されません。資格は、一つだけです。それは、消費者であることです。そういう意味で、だれでも消費者ですから、どなたも入会できます。じゃこネットのロゴに書いてあるように、みなさんが“Welcome”です!
ご連絡をお待ちしております。
タン ミッシェル