2020年の「世界消費者権利の日」のテーマは、The Sustainable Consumerとなっています。世界的な危機ともいえる気候変動、生物多様性の損失、食品ロスやプラスチックゴミなどの問題への対策が急務となっている中、CIでは持続可能な消費を取り上げSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能発展目標)の一つである持続可能な消費(*12番の目標)を注目しています。下記のURLで今年のテーマに関する趣旨や活動の概要を確認できます。
https://www.consumersinternational.org/media/319941/campaign-outline-2020-external.pdf
以下に、この資料の概要を紹介します。欧米諸国の平均的消費生活水準で世界の人々が生活するために、3つの地球の資源が必要となります。一方、基本的な生活のニーズが満たされていない極度の貧困(1日に1.90ドル(現在約205円)以下で生活している人の人口は、約10億人に及びます。健全な地球、そして公平な社会を維持しつつ、次世代に渡すために、私たちは商品・サービスの生産と消費の方法を見直すべきです。持続可能な消費の目的は、資源の効率性および公正取引(fair trade)を高めるとともに、貧困を軽減し、誰もが食料、水、エネルギー、医薬品などが利用できる良質な生活を確保することです。
CIによると、消費者が「購入」という選択により商品の使用・廃棄方法に影響を与える力だけでなく、事業者に対して生産から廃棄までの過程(生産、包装、流通、廃棄)における商品・サービスの持続性を要求する力を持っています。また、消費者は、商品の使用期間や機能性を高めることを求めることで、個人としての消費者だけでなく、全ての消費者にとって持続可能な商品をより簡単に選択できるための仕組みの構築につながります。持続可能な消費は、通常の選択(easy option)であるべきであって、個人的な消費者の「選択」に左右されるものではありません。そして、生産・流通・小売業者及び政策の関係者は安全で、耐久性のある、資源効率的な製品作りに最大限の努力をした上で、明白な、信頼できる情報提供の確保が消費者の選択に不可欠であることを強調しています。
だれもが安全で持続可能な商品およびサービスへのアクセスが可能な世の中の実現は、CIの活動の最終的な目標です。この目標達成に向けて、CIの加盟団体は今年の世界消費者権利の日に向けて、様々な活動をしています。下記のURLで、世界の加盟団体がどのような活動をしているのか確認できるマップおよびリアルタイムで更新されている加盟団体のブログも公開されています。
https://www.consumersinternational.org/what-we-do/world-consumer-rights-day/sustainable-consumer-2020
https://www.consumersinternational.org/media/319941/campaign-outline-2020-external.pdf
以下に、この資料の概要を紹介します。欧米諸国の平均的消費生活水準で世界の人々が生活するために、3つの地球の資源が必要となります。一方、基本的な生活のニーズが満たされていない極度の貧困(1日に1.90ドル(現在約205円)以下で生活している人の人口は、約10億人に及びます。健全な地球、そして公平な社会を維持しつつ、次世代に渡すために、私たちは商品・サービスの生産と消費の方法を見直すべきです。持続可能な消費の目的は、資源の効率性および公正取引(fair trade)を高めるとともに、貧困を軽減し、誰もが食料、水、エネルギー、医薬品などが利用できる良質な生活を確保することです。
CIによると、消費者が「購入」という選択により商品の使用・廃棄方法に影響を与える力だけでなく、事業者に対して生産から廃棄までの過程(生産、包装、流通、廃棄)における商品・サービスの持続性を要求する力を持っています。また、消費者は、商品の使用期間や機能性を高めることを求めることで、個人としての消費者だけでなく、全ての消費者にとって持続可能な商品をより簡単に選択できるための仕組みの構築につながります。持続可能な消費は、通常の選択(easy option)であるべきであって、個人的な消費者の「選択」に左右されるものではありません。そして、生産・流通・小売業者及び政策の関係者は安全で、耐久性のある、資源効率的な製品作りに最大限の努力をした上で、明白な、信頼できる情報提供の確保が消費者の選択に不可欠であることを強調しています。
だれもが安全で持続可能な商品およびサービスへのアクセスが可能な世の中の実現は、CIの活動の最終的な目標です。この目標達成に向けて、CIの加盟団体は今年の世界消費者権利の日に向けて、様々な活動をしています。下記のURLで、世界の加盟団体がどのような活動をしているのか確認できるマップおよびリアルタイムで更新されている加盟団体のブログも公開されています。
https://www.consumersinternational.org/what-we-do/world-consumer-rights-day/sustainable-consumer-2020